三菱化学とパイオニアは4日、発光層を塗布プロセスで成膜した有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子の開発に成功したと発表した。合わせて、量産技術の確立に向けて検証設備の設置を決めた。自動車の用途として、室内照明への活用など幅広い用途を想定して、早期の実用化を目指す。現在、有機EL照明パネルは蒸着成膜プロセスが一般的で、発光性能を高めるために発光…