2010年度自動車分解整備実態調査結果によると、総整備売上高は4年ぶりに増加し5兆4869億円、前年度プラス198億円となった。しかし、整備需要の減少傾向の中で事業場数は依然として増加し、業界内の競争は一層激化するものと思われる。自動車を取り巻く環境変化が進む中で、業界が取り組むべき課題は「安全・安心」と同時に、環境と調和の取れた「くるま社会」の…