三菱化学は自動車部材などに活用されるオレフィン系熱可塑性エラストマーおよび接着性樹脂の海外生産を増強すると発表した。中国・蘇州に設備を新設し2012年から年産4500トンで生産を立ち上げる。また米国では今秋に年産能力を約20%増の1万1千トンに拡大する。設備投資は合計7億円。自動車の需要が伸びている中国、北米で供給体制を増強し新規ニーズを吸収する…