「中堅メーカーの割に、とにかく品番が多い。サプライヤーの協力を得て、品種統合や軽量化など山積みの課題を解消する」―。三菱自動車で購買統括部門を担当する黒田浩司取締役は、原材料高によるコストアップをいかに量産効果を高めることで吸収するかに腐心する。これまで3年間にわたり進めてきた『再生計画』を達成する過程で「無理をお願いしてきたサプライヤーに、数量…