この8月は自動車業界にとって不景気な話ばかりだ。国内に加え米国景気の減速、欧州やアジアでも景気が悪化し始め輸出の伸びが鈍ってきた。腰の重い政府も「景気後退局面に入った」ことを示唆。これを裏付ける4~6月期のGDP(国民総生産)は年率換算で2・4%減とマイナス成長となった。減少分は、個人消費(年率2・1%減)や景気を支えてきた好調な輸出にブレーキ(…