若者のクルマ離れ、空前のガソリン高に、また一つ自動車需要にとってのマイナス材料が加わった。景気の悪化だ。内閣府が発表した今年4~6月期の実質GDP(国内総生産)は前期比マイナス0・6%と4四半期ぶりにマイナス成長となり、景気の後退局面入りを印象づけた。7月に3カ月ぶりにプラス転換した登録車需要も水を差された格好で、秋商戦の行方に不透明感が増してい…