湿度が低いこともあって体感上はそれほど熱くは感じないが、溶解炉の温度は1600度以上。板ガラスの製造工場は真夏の中でもある意味、ケタ外れの暑さを誇る職場だ。茨城県神栖市の鹿島臨海工業地帯に立地する旭硝子鹿島工場(平岡正司工場長)。国内最大、世界でも最大規模となる板ガラス製造ラインは600メートルにもおよぶ。日当たり850トンの板ガラスを製造する能…