関東地方も梅雨入りとなり、青々とした稲が並ぶ水田では、さまざまな生物が見られるようになった。日本の原風景と思う方もいるだろう。その水田を復活させ、純絶滅危ぐ種のアカハライモリを養殖しようとする「いもりの里」事業が、茨城県取手市で始まっている◆筑波大学大学院と同市、NPO法人の官民共同事業として生息しやすい環境を整え、再生医療に欠かせない実験動物を…