日産自動車は“コスト領域でのリーダー”を目指し、新型車で３０％、既存車では毎年５％のコストダウンに取り組む。新興国での現地調達や仏ルノーとの提携効果の追求を柱にコスト構造改革を推進する。（小室　祥子）―“ものづくり活動”を進めているが成果は「部品種類や材料使用量の削減などに取り組んでおり、この２年でかなり定着してきた。２０１０年度はグローバルに活…