世界中の自動車メーカーが今後の成長市場として熱い視線を向けるのが、中国やインドを始めとした新興国だ。こうした国々におけるマーケットシェアの拡大を虎視眈々（こしたんたん）と狙う完成車メーカーに「衝撃」を与えたのが、地場メーカーが製造する車両たちだ。特に印・タタ自動車は、１０万ルピー（約２１万円）という超低価格車の「ナノ」を発売。世界中の自動車業界か…