いすゞ自動車は18日、電池交換式電気自動車(EV)の小型トラックを用いたコンビニへの商品配送実証を11月から始めると発表した。

 国内初となる車両の左右両側からバッテリーを自動で交換できるステーション(ST)を活用し、ディーゼル車の給油とほぼ同じの時間で電池交換する。実証を通じ、車両運行の継続性向上などを検証する。

 ファミリーマート、伊藤忠商事と共同で実証する。電池交換式EVに改造した小型トラック「エルフEV」を3台導入し、横浜市内のファミリーマート約80店舗でルート配送を行う。車両は電池交換STと通信し、トラックが入庫すると自動で電池交換を行う仕組みだ。