構造解析を数秒で済ますなどのイノベーションを目指す

住友ゴム工業が、タイヤ開発プロセスの抜本的な変革に取り組んでいる。主眼は、設計開発から試作、評価を経て量産指示に至るまでのリードタイムを大幅短縮することで、ソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)化とともに開発プロセスの短縮を図る自動車メーカーと歩調をそろえることにある。アジャイル(迅速)開発が売りの中国勢に対抗する上でも、取り組みは急務だ…