トヨタアリーナ東京の玄関口に立地する(左手前)

 トヨタモビリティ東京(佐藤康彦社長)は、東京・お台場に建設した「トヨタアリーナ東京」(東京都江東区)でスポーツカフェ・バーを開設する。〝トヨタのモビリティ〟を発信していく拠点で、バスケットボールの試合やコンサートの来場客に向けてトヨタブランドを訴求する。オープンは10月3日を予定している。

 施設名称は「ARENA Miraie」(アリーナ ミライエ)。交流の場として機能するスペース「ミライエ」の開設は今回が3カ所目となる。これまでのミライエは店舗周辺に住む地域住民が主なターゲットだったが、アリーナ ミライエではスポーツや音楽イベントの来場客などを対象とする。

 店内には、「陸・海・空」のモビリティの実物や模型などを展示する。また、モビリティサービス専用電気自動車(EV)「eパレット」や立ち乗りモビリティ「C+ウォークT」などトヨタのモビリティを置く予定だ。店舗の運営は、TM東京が担い、実際のフードやドリンクなどの提供は外部の事業者が担当する。アルコールドリンクも提供する予定で、スポーツバーをイメージする。席数は89席(1階48席、3階41席)。

 トヨタアリーナ東京が立地する場所には、かつて「メガウェブ」があった。TM東京のアリーナ ミライエも販売会社としてモビリティの情報発信を担っていくことになる。

 トヨタアリーナ東京の所在地は、東京都江東区青海1―3―1。

(東京)