エントリーモデルのEV「ドルフィン」

中国・比亜迪(BYD)傘下で日本の乗用車事業を手掛けるBYDオートジャパン(東福寺厚樹社長、横浜市神奈川区)は、イオンリテール(古澤康之社長、千葉市美浜区)が11月から実施する販売促進キャンペーンの一環で電気自動車(EV)を販売する。イオンの集客力を生かし、BYD車の認知度向上や車両販売につなげる考えだ。

販売方法は大きく分けて2つある。1つはイオンリテールが展開する商業施設の一部でBYDディーラーが出張展示を実施する方法。販売会社が出展料を支払い、実車や営業スタッフは販売会社が用意する。

実車を展示しない商業施設でもイオンのキャンペーンの一環でBYD車を紹介する。キャンペーンのコーナーなどにBYDのサイトにつながるQRコードを設置し、店舗に顧客を送客する。

イオンのキャンペーンは、BYD車以外にも幅広い商材を扱うもの。期間中に購入すれば、イオンのポイントなど特典が得られる見通しだ。

(2025/10/21更新)