アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン(パオロ・サルトーリ代表、東京都品川区)は10月24日、有明アーバンスポーツパーク(東京都江東区)で「ランボルギーニデイジャパン2025」を開いた。世界限定29台のプラグインハイブリッド車(PHV)「フェノメノ」のモックアップ(模型)や、特別なカスタマイズを施したPHV「レヴエルト」をアジアで初公開した。会場には最新車種の「テメラリオ」なども並べた。
ランボルギーニは、生産台数を絞った「フューオフモデル」を数年ごとに製造している。フェノメノは2021年の「クンタッチLPI800-4」以来の限定車となる。排気量6.5リットルのV型12気筒エンジンに、3基のモーターを組み合わせており、最高出力は約794kWになる見込み。価格は非公表だが、すでに全車の販売先が決まっているという。
イベントで登壇した伊アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼最高経営責任者は、「日本はランボルギーニが世界で3番目に売れている国であり、最も重要な市場の一つだ」と述べた。
「レヴエルト・アド・ペルソナム」は、車体を縦に赤と白の2つに分ける大胆なカラーリングを採用した世界で1台だけのモデル。この配色は、日本の国旗に着想を得たという。





