スズキは、新型SUV「ビクトリス」をインドで発表した。現地で拡大するSUV需要に対応する。インド向けのほか、100以上の国・地域に輸出する予定だ。日本での発売は今のところ予定していないという。
外観はLEDのヘッドランプやリヤコンビネーションランプを採用。64色から選べるLEDのイルミネーションなどを内装に組み込んだ。また、足の動きを感知し自動で開閉するハンズフリーパワーバックドアやパワーシートも採用。アップルカープレイなどにも対応した10.1インチの純正インフォテインメントシステムなども搭載した。
パワートレインはマイルドハイブリッドとストロングハイブリッド、CNG(圧縮天然ガス)の3タイプ。ストロングハイブリッド仕様には、東芝とデンソーとの合弁会社で生産したリチウムイオン電池を採用する。CNG仕様はスズキとして初めてタンクを車体下に配置する設計とし、荷室空間を確保した。