今回受賞した包装資材
従来の包装資材

スズキは8月27日、「2025日本パッケージングコンテスト」(日本包装技術協会主催)で海外向け自動車部品のインジェクター包装の改善で「経済産業省製造産業局長賞」を受賞したと発表した。同取り組みは王子コンテナー(関野和貴社長、東京都中央区)との共同開発。空間容積の縮小や包装の簡易化、減量などが評価された。

従来のインジェクター包装は部品を横向きに並べており、樹脂トレーや緩衝材を使用していたため包装作業に手間がかかっていた。今回開発した手法は、インジェクターを縦向きに収容できる段ボール製の包装資材を採用。これにより、空間容積を従来比6%縮小しながらも、収納数は従来の96本から120本に増やした。

また、資材点数を減らしたことで、資材費は同64%削減、作業時間は同65%減らした。プラスチック製から段ボール資材に変更したため、環境負荷軽減にもつなげた。