2025年上期(1~6月)の登録車と軽自動車を合わせた車名別新車販売ランキングは、ホンダ「N-BOX」が首位で、上期として4年連続トップとなった。新型車の投入から1年以上が経過したが、商品改良や低金利キャンペーンなどで台数を維持した。6月単月では、ダイハツの新型「ムーヴ」が快走し、認証不正の発覚以降ではダイハツブランドとして初めて2位となった。

7月4日に日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が発表した統計をまとめた。

N-BOXは、4月以外の上期すべてで1位を獲得し、唯一10万台を超えた。2位はトヨタ「ヤリス」で、前年の4位から順位を上げた。2月に実施した商品改良が奏功し、前年同期比6.4%増と台数を伸ばした。一方、トヨタ「カローラ」は前年が高水準だったこともあり、同12.0%減と大きく減らし、2位から4位に順位を下げた。

6月単月のランキングでは、N-BOXが2カ月連続のトップだった。登録車は10カ月連続でヤリスが首位だった。