国内で一部改良を機に新車を値上げする動きが続いている。値上げ幅は同一グレードで2~10%程度だ。装備や機能追加、法規対応に伴うコスト上昇に加え、原材料価格や物流費、人件費の上昇も背景にある。労務費上昇分の転嫁など、ティア(階層)の深い取引先まで適正取引を浸透させようとする政府の意向も強まっている。車両価格のインフレ圧力は当面、続きそうだ。直近で値…