曙ブレーキ工業が、約5年にわたる事業再生期間を終えて以降、初となる中期経営計画を発表した。最終となる27年度(28年3月期)に、24年度比約2.5倍となる80億円の営業利益を達成するためには、財務基盤を悪化させた原因となった米国事業の赤字解消が不可欠だ。合わせて四輪車事業全体の収益性改善なども求められる。長岡宏社長CEO(最高経営責任者)はこの3…