損害保険ジャパンは6月13日、外部からの社内システムに対する不正アクセスの発生と情報漏えいの可能性がある問題について、金融庁から12日に保険業法と個人情報保護に関する法律に基づく報告徴求命令を受けたと発表した。同社は今後、不正アクセスの手口など事実関係をはじめ、顧客への対応状況や原因分析と再発防止策などについて、金融庁に報告を行う予定だ。
同社は11日、第三者による社内システムへの不正アクセスを受け、最大で約1750万件の顧客情報が外部から閲覧された恐れ、または漏えいした可能性があると発表した。同日時点では顧客情報が不正利用されたなどの事実は確認されていないという。