損害保険ジャパンは11日、第三者から社内システムへの不正アクセスを受け、最大で約1750万件の顧客情報が外部から閲覧されたか、漏えいした可能性があると発表した。同日時点で顧客情報が不正に利用された事実は確認されていないという。
損保ジャパンによると、漏えいなどの可能性があるデータ件数は①氏名、連絡先、証券番号などの顧客関連データが約726万件②代理店関連データが約178万件③同社のデータベースと照合しなければ個人を特定することができない証券番号や事故番号のみのデータが約844万件。
同社は4月25日、外部から社内システムへの不正アクセスが4月21日にあったと発表。専門業者による調査の結果、4月17~21日までの期間、外部から侵入した第三者が顧客関連情報にアクセスできる状態になっていたと推測され、外部に漏えいした可能性も否定できないことが判明した。