トヨタ自動車は23日、米ウェストバージニア州の工場に8800万㌦(約125億円)追加投資すると発表した。ハイブリッド車(HV)の基幹部品を組み立てる新ラインを設置し、2026年後半から生産を開始する。

 トヨタ車とレクサス車に搭載する。同工場は1996年に設立し、エンジンやトランスミッションなどを生産している。今回を含めた総投資額は28億㌦(約3990億円)を超えるとしている。

 トランプ米政権が輸入車や自動車部品への追加関税を課す政策を進める中、トヨタは「米国企業の一員として、雇用と継続的な投資を通じ、地域に貢献していく」とコメントした。