電気自動車(EV)ベンチャーのフォロフライ(小間裕康代表、京都市下京区)は24日、軽商用EVを手掛けるASF(飯塚裕恭社長、東京都千代田区)と資本提携したと発表した。ASFへの出資額は非公表。同社の「2・0」をOEM(相手先ブランドによる生産)調達するほか、今後、新型の軽商用EVの共同開発でも連携する方針。両社によると、EVベンチャー間の資本提携は国内で初めてで、小間代表がASFの経営にも参画する。
フォロフライは最大積載量1㌧級のEVバンなどを販売している。これまで手掛けていなかったクラスの車両をそろえられるなど、商品補完や車両開発で相乗効果を得られると判断した。
両社は自前の工場を持たないファブレスメーカー。フォロフライは2021年の設立で、資本金が16億976万円。20年創業のASFの資本金は2億5千万円。