ガソリンスタンド(給油所)の運営などを手掛ける三菱商事エネルギー(松下剛社長、東京都千代田区)は、電気自動車(EV)を用いた実証事業を給油所で始めたと発表した。全国2カ所の給油所でEVのBYDオートジャパン(東福寺厚樹社長、横浜市神奈川区)と業務提携。三重県鈴鹿市と仙台市泉区の給油所に「アット3」を1台ずつ配備し、展示や試乗を行っている。
三菱商事エネルギーは、車の電動化を見据え給油所とEVを組み合わせた新たなビジネスの創出を検討する。これまで、テスラジャパン(東京都港区)やヒョンデモビリティジャパン(七五三木敏幸社長、横浜市西区)とも同様の取り組みを行ってきた。