JFEスチールは10日、西日本製鉄所(倉敷地区)に高効率の大型電気炉を新設することを決定したと発表した。製鉄での二酸化炭素(CO2)排出量を高炉よりも抑えられる電炉設備を新設して脱炭素化を推進する。政府の補助金も受けてプロセスを転換する。投資額は3294億円で、国から最大1045億円の支援金を受ける。新設する電炉の生産能力は年間200万㌧程度で、…