タフモス(右)と一般のポリカーボネートシート

住友ベークライトは、バイオミメティクス(生物模倣)を活用し、車載ガラスの代替になる樹脂材料を開発した。ガラスより軽く、夜間の映り込み防止や長期にわたる撥水(はっすい)性などの特徴を持つ。機能性フィルムや表面コーティング技術なども組み合わせ、自動車のほか鉄道用などとして提案していく。開発した「タフモス」は、蛾(ガ)の眼を模す形で、ナノ(10億分の1…