「くうきをきれいにするそらとぶきのこエコカー」の松崎有さん(1年生)
日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)は、子どもたちが自由な発想でクルマを描いた「第1回自販連絵画コンクール」(共催=日刊自動車新聞社)の表彰式を都内のホテルで開いた。全国から337作品の応募があった中、最優秀賞の3作品を含む42作品を選出した。入賞作品は、日本自動車会館1階に今月末まで展示される。
同コンクールは「小学1・2年生の部」「同3・4年生の部」「同5・6年生の部」の3部門で作品を募集。それぞれ最優秀賞、優秀賞、日刊自動車新聞社賞、佳作を選んだ。
最優秀賞は細菌やウイルスを燃料にして空気を浄化する「くうきをきれいにするそらとぶきのこエコカー」の松崎有さん(1年生)、どこでも快適に過ごせる「山、がけ、湖のなか。どこでも住める動けるらくちんCar」の田中灯さん(4年生)、ごみを回収・分解してエネルギーをつくる「自給自足カー」の永井秀弥さん(6年生)。
表彰式では加藤会長らが受賞者に賞状と記念品を手渡した。加藤会長は「大人には思い付かない発想やクルマの概念を変えてしまう未来図に驚いた」と述べた。