韓国現代自動車グループの起亜は、ワンボックスタイプの新型電気自動車(EV)バン「PV5」のデザインを先行公開した。2026年春頃に日本市場にも投入するモデルで、双日が販売代理店となり、アフターサービスを含めて展開する予定。スペインで開催する起亜のグローバルイベントで、詳細を発表する見込みだ。
次世代の多目的車として開発を進めている中型EVバンのPV5は、起亜の新しいグローバル事業戦略「プラットフォーム・ビヨンド・ビークル(PBV)」に基づく最初のモデル。24年に米ラスベガスで開催された「CES」でコンセプトモデルを発表していた。
日本向けモデルは、「パッセンジャー(乗用モデル)」と、「カーゴ(貨物モデル)」をラインアップする。特殊な改造オプションを含む追加モデルも用意する予定だ。
PBV事業の詳細や、車両スペック、製品ラインアップなどは27日に発表される見込み。