各社は高付加価値戦略で中国勢などと差別化を図る方針(写真は住友ゴムの高精度タイヤ製造技術)

国内タイヤメーカー4社の2024年12月期通期連結業績は、いずれも増収となった。住友ゴム工業、横浜ゴム、トーヨータイヤは今期もさらなる売り上げ増を狙う一方、最大手のブリヂストンは減収減益予想と、先行きは明暗が分かれる。こうした中、各社の強みや挽回・成長シナリオにも、独自色が目立ち始めた。ブリヂストンの24年12月期は売上高、調整後営業利益ともに前…