各社は高付加価値へのシフトを急ぎ、利益の確保を目指す(横浜ゴムのプレミアムタイヤ)

国内タイヤ4社の2022年12月期連結業績が出そろった。売上高は全社とも増収を確保したが、利益面ではブリヂストンと横浜ゴムが値上げと高付加価値路線が奏功して増益となる一方、住友ゴム工業とトーヨータイヤが減益を強いられるなど明暗が分かれた。タイヤ需要は23年も堅調な見通しだが、経済環境やエネルギーコストなどの動向は不透明だ。各社は価格や販売構成の見…