ルネサスエレクトロニクスは31日、主力の自動車向け半導体を減産する方針を明らかにした。コロナ禍が明け、供給が正常化したことで逆に在庫がだぶついている。同社は減産を進めるとともに、甲府工場(山梨県甲斐市)の量産開始時期も見直す。SiC(炭化ケイ素)パワー半導体の量産も見直し、まずは研究開発に重点を置く。柴田英利社長は「自動車を中心に納入先の(半導体…