ホンダは9日、交換式バッテリーを搭載した「CUVe:(シーユーヴィーイー)」と固定式バッテリー搭載の「ICONe:(アイコンイー)」をインドネシアで発表した。ともに12月に発売する。同社は2030年までに世界で電動二輪を30車種投入する計画を持つ。高いシェアを持つインドネシアでも電動化を進めていく。
シーユーヴィーイーは「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開したコンセプト車「SCe:コンセプト」を市販化したもの。ホンダが提唱する交換式バッテリー「モバイルパワーパックイー」を2個搭載し、一充電当たり70キロメートル以上の航続距離を確保した。
アイコンイーは、日本の原付1種相当の「EM1:e」をベースに主要部品を刷新した。三元系リチウムイオン電池のほか、インホイールモーターを採用。一充電当たり50キロメートル以上走る。
両モデルともにインドネシアで生産する予定だ。