ホンダが二輪車の電動化に舵を切る。2030年までに開発や生産に5千億円を投じ、電動二輪車の年間販売を400万台水準にまで高める。インドや東南アジアでは政府の後押しもあり、手頃な価格を売りにした新興メーカーによる電動車が売れ始めた。性能や品質で妥協できないホンダは、モジュール(複合部品)化などで製造コストを半減させ、世界3万店の販売網も活用して電動…