損害保険大手4社の顧客契約情報が損保代理店がらみで競合他社間に漏えいし、事実上共有・黙認されていたことが判明した。関与した代理店は延べ833。ある損保によると、少なくとも2018年7月から行われていた。ただ、何が狙いで、なぜ損保側が黙認してきたのか、謎が多い。鈴木俊一財務相兼金融担当相は「これまでも不祥事があったが、それに続いて法令上問題があるこ…