損害保険業界の構造的課題を話し合うため金融庁が設置した「有識者会議」(座長・洲崎博史同志社大学大学院司法研修科教授)の3回目の会合が24日開かれた。損保大手4社による法人向け共同保険料の価格調整(カルテル)問題についての議論が交わされた。共同保険で大きな影響力を持つ「企業内代理店」の自立を促すため、規制の見直しや立場の明確化を求める意見が出た。企…