日産自動車が下請事業者への支払代金を不当に減額したとして、公正取引委員会は近く日産に再発防止などを求める勧告を出す方針を固めた。関係者への取材で分かった。対象の下請事業者は約30社で合計30億円ほどの減額規模に上るという。発注時に定めた支払代金を不当に減額する下請法違反としては過去最高額になる見通しだ。関係者によると、日産は少なくとも数年間にわた…