労務費上昇分の反映をサプライチェーンへ広げていきたい考えだ

トヨタ自動車は、仕入れ先から調達する部品の取引価格について、2024年度上期(4~9月)から仕入先の労務費上昇分や労働環境の改善分などを反映することを決めた。これまでも原材料価格やエネルギー費の高騰分を反映させてきたが、労務費の上昇分を含めるのは今回が初めてだ。トヨタは、部品を直接仕入れるティア1(1次部品メーカー)に対し、ティア2(2次部品メー…