量産体制を整えた中距離用ライダー

小糸製作所は、2030年度をめどにモビリティ分野の新規事業で約1千億円の売上高を目指す。同年度に見込む総売上高の1割弱(約8%)に当たる。中核と位置づけるLiDAR(ライダー、レーザースキャナー)で約半分を稼ぎ、残りを交通インフラシステムや車載ヘッドアップディスプレー(HUD)、コミュニケーションランプなどで賄う考えだ。主力の車載照明機器事業との…