いすゞ自動車は、大型路線バス「エルガハイブリッド」を一部改良して発売した。自動検知式ドライバー異常時対応システム(EDSS)やバックカメラ・モニター、オートライトを標準搭載するなど安全機能を拡張した。
EDSSはドライバーステータスモニターで脇見や居眠りなどを検知した場合、運転席シートのバイブレーターを作動させ、ドライバーに警告する。ドライバーの運転姿勢も監視し、体調の急変など異常を検知すると、車両を減速・停止させる。また、換気扇の吸気性能を高めた。
燃費は5・38㌔㍍/㍑(JH25モード)で、2025年度燃費基準値(4・52㌔㍍/㍑)を達成した。
価格は従来型比220万円高の3368万7500円(消費税込み)。