チリ仕様のeキャンター

 三菱ふそうトラック・バスは21日、2023年内にチリで「eキャンター」を発売すると発表した。eキャンターを南米市場に導入するのは初めて。チリ政府が貨物車の電動化を推進する中、電気(EV)トラックの投入でシェア拡大を図る。

 チリ政府は、45年までに貨物輸車の新車販売を全てゼロエミッション車にする方針を掲げる。三菱ふそうは、充電インフラや購入時のインセンティブ(奨励金)など政府の支援も追い風にEVトラックの販売を増やす考えだ。