2004年にリチウムイオン電池事業から撤退した東芝。しかし、その時点で社内には独自電池「SCiB(スーパー・チャージ・イオン・バッテリー)」の基礎技術があった。その後、電池技術の重要性が高まったことやSCiBの将来性に賭け、07年末に再参入を発表する。目指すは電力系統の変動抑制に使う大型電池だが、車載用の売り込みにも力を入れる。SCiBは、一般的…