中国車が世界市場に広がり始めた。2020年まで年間100万台前後で推移していた輸出が急増し、24年は約586万台と日本(約422万台)を抜いて2年連続で世界首位だ。このうち電気自動車(EV)などの新エネルギー車(NEV)が2割強を占める。消耗戦の様相を呈している母国市場から海外に活路を見出す動きが広がる。自動車でも中国による〝過剰生産〟の大波が襲…