国内最大級の消防・防災展示会「東京国際消防防災展2023」が15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。コロナ禍を経て5年ぶりの開催となる今回は、過去最大となる325社・団体が出展している。
会場では、東京消防庁のほか、モリタホールディングス(HD)など消防・防災関連装備を手がける企業が最新車両や技術を披露する。屋外では消火・救助の実演なども行われる。1923年9月に発生した関東大震災から100年目を迎える節目として特設展示エリアも設けた。
開会式で、小池百合子東京都知事は「自動車関連ではEV化なども進んでいる」と語った。東京消防庁の吉田義実消防総監は「今一度、防火防災について考える機会になる」と語った。