世界最大の自動車市場である中国が変貌しつつある。急速な電気自動車(EV)シフトによって新興勢が台頭する一方、EVの品ぞろえに乏しい日本勢は苦戦を強いられている。勢いを増す中国勢は、日本メーカーの牙城である東南アジアでも攻勢をかけはじめた。日本メーカー首脳が危機感を募らせるが、一方で新興メーカーの大半は赤字状態で「今後2~3年で淘汰される」との指摘…