ボルボ・カー・ジャパン(VCJ、マーティン・パーソン社長、東京都港区)はブランド発信拠点「ボルボスタジオ東京」(港区)を8日に開店する。ボルボでは世界初の電気自動車(EV)専用のブランドスペースで、国内では唯一、EV2車種を常時展示する。ボルボが目指すサステイナビリティーな車社会について学べたり、体感したりできるデジタルコンテンツも提供。スペースの一角にはスウェーデンのカフェを体感できる空間も設けた。

 同区に開設していた「ボルボスタジオ青山」を昨年秋に閉鎖し、コンセプトを一新した拠点を南青山3丁目に新設した。新車販売はせず、ボルボの世界観やEVの魅力普及に注力する。EVの試乗も可能で、最大90分間のモデルコースを用意する。