トーヨータイヤは、ドイツ・ニュルブルクリンクで5月に開かれる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に参戦すると発表した。同社は昨年、セルビアに工場を開設し、欧州向けプレミアムタイヤの販売拡大を目指している。レース参戦を通して、製品の研究開発と欧州でのブランド価値向上を目指す。

 同レースは、1周約25キロメートルのコースを24時間走行する。世界有数の過酷さで知られており、現地では車両やタイヤ性能を表す指標の1つとみなされているという。

 昨年同様、「トヨタGRスープラ GT4」向けに開発したレース用タイヤを供給する。ドライバーの1人は、同社の旗艦タイヤブランド「プロクセス」のアンバサダーであるプロドライバーの木下隆之氏が務める。