保険修理代金をめぐる交渉環境が変わりそうだ

いわゆる「保険修理」の代金をめぐる事業者と損害保険会社の交渉環境が新たな局面に入った。大手損保各社は、工賃算出で使用する「指数対応単価」を4月から引き上げる方針を固めた。物価や労務費などの上昇を踏まえたもので、改定は約20年ぶり。国会で、政府から大手損保会社に対して取引の適正化を促す方針が示されたことも改定を後押ししたとみられる。指数対応単価は、…