ソニー・ホンダの発表会には世界各国のメディアが押し掛けた
取材受付は順番待ちの長蛇の列が…
世界初公開した新ブランド「AFEELA」のプロトタイプ

世界最大の家電・IT技術の見本市「CES2023」が1月5日、米国ラスベガスで開幕した。今回の最大のトピックといえば、ソニーグループとホンダの共同出資会社「ソニー・ホンダモビリティ(SHM)」が手掛ける新ブランドの発表だ。

報道陣向けイベントは現地時間4日(水)17時から。ラスベガスコンベンションセンターのソニーブースで行われたが、取材受付の看板前には15時過ぎから順番待ちの列が伸び始め、会場オープンとなった16時半には100メートルを超すほどの長蛇の列ができていた。

自動車業界関係者のみならず、IT、エレクトロニクス業界も含め、さまざまな業種・業界から注目を集めたSHMの新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」の発表。世界初公開されたプロトタイプは意外と普通の車だったが、その中身はソフトウエアアップデートで進化を続けるスマートフォンと何ら変わらない。

自動車の価値が変わる転換点となるモビリティの登場。今後もSHMが創造する新しいモビリティの価値に注目していきたい。