高齢ドライバーによる事故は日本以外でも増加が懸念される

日本がペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)の国際基準づくりに乗り出す背景には、他国でも人口の高齢化に伴い、誤操作による急発進事故が社会問題になりかねないとの危機感があるからだ。高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は28・6%(2020年)で世界の先頭を走る日本だが、ドイツやフランス、スウェーデンなどでも20%をすでに超えた。国土交通省…